インフレの進むアメリカ。家計のために、月々の固定費はできるだけ下げたいところですよね。
実は、Wi-Fi料金って、最初に契約した料金のままずっと固定、ではないんです。
最初のプロモーション価格はたいてい1年。自動引き落としだからと放っておくと、いつのまにか何十ドルも上がっていることも!
Wi-Fiはいまや生活必需品。毎月かかる固定費なので、そこが削れたら、節約効果は大きいですよね。
この記事はこんな人におすすめです。
・インフレの続くアメリカで、効果のある節約方法を探している。
・月々の固定費をおさえたい。
・いつのまにかインターネット回線の月額料金があがっていた。
・郵便受けにもっと安いプロバイダーのチラシがはいっている。
我が家も15年の間に、何度か電話して値下げしてもらい、一番最近だと、$30/月安くなりました。
10分の電話で、一年で$360の節約!
アメリカは言ったもん勝ち!!
この記事を読むと、実際にどうやってWi-Fi料金を下げたらいいのか、がわかります。
英語で電話するのは、ハードルが高い!その気持ち、とってもわかります。。
コツは「とにかくゆっくりはっきり話す」こと。
オペレーターの英語もなまっているケースが多いです。私の英語が日本語なまりなのもお互い様ってことで(笑)。
構えすぎずに、まずは一回試してみましょう。
以下のステップを参考に、ぜひ実際に電話してみてください。
Wi-Fiの月額料金を下げる方法(ステップ1-6)+コツ
ステップ1
まずは契約しているWi-Fiサービスの会社のカスタマーサービス番号を確認しましょう。
電話番号は、月々の料金明細やその会社のホームページにいくと載っています。
ステップ2
電話をかけると、まずは自動音声に繋がります。
1.”Thank you for calling ziply fiber.
Please be aware all call maybe recorded for quality assurance.
To continue in English, please stay on the line.”(少しスペイン語の案内)
(お電話ありがとうございます。この電話は録音されていることがあります。英語の方はこのままお待ちください。)
2.”If you are calling about the ziply fiber account associated with 今かけている電話番号,
press 1. Otherwise, press 2.”
(この電話の内容が、この電話番号(かけている電話の番号が読み上げられます)のものでしたら、1を押してください。そうでなければ2を押してください。)
3.”Press 1 to add upgrade or order new services”(サービスのアップグレード/新規加入)
”Press 2 to pay a bill, hear balance or make a payment arrangement”(料金の支払い関係)
”Press 3 to billing questions or changes to the account”(料金に関する質問、アカウントの変更)
”Press 4 the technical support”(テクニカルサポート)
”Press 5 if you are moving”(引っ越し)
”Press 6 to remove or disconnect the services”(契約の終了)
”Press 8 to repeat these option”(今までのオプションをもう一度聞く)
ここからずらずらと、色々なオプションが出てきます。
よく聞いて、自分にあてはまる番号を押します。
たいてい一番最後に、「もう一度リピートする」というオプションが出てきます。
よく聞き取れず何を押したらいいのかわからない場合は、何回でも「もう一度リピートする」オプションを選んで聞きましょう。
4.8の「もう一度リピートをする」を押すと、
”Press 1 to hear your bill amount to the date or pay bill”(自分の支払い金額を聞く/支払いをする)
”Press 2 to speak with the payment center representative”(担当者と話す)
の二択になりました。
ここでようやく担当者と話す、というオプションが出てきたので、2を押して、オペレーターとつながるのを待ちます。
ステップ3
最初にオペレーターに接続されたら、笑顔で(相手には見えませんが)まずは挨拶しましょう。
Hi, How is your day going?
挨拶の後、何かお手伝いできることありますか?と聞かれたら
I was wondering if you offer any promotions or discounts for our current Wi-fi plan?
(今の私のプランで、プロモーションや割引はありませんか?)
と聞いてみましょう。ここですぐに、「今割引あるよー」と答えてくれたらラッキー!
おそらく、そうはいかないので、ステップ4に進んでもう少し押してみます。
ステップ4:他社の方が安いことを伝える
I’ve seen lower prices from other providers.
(他のプロバイダーの方が安いのを見ました。)
I like your service, but the price is getting a bit high.
(サービスは気に入っているのですが、ちょっと値段があがってきています。)
もしくは、競合他社が出しているもっと安いプランを具体的に伝えることができると、もっと押しが強くなります。
【具体的な競合他社の名前】offers a plan equivalent to my current one for 【競合他社の月額料金(例えば$40)】, and I was thinking of switching over if I’m not able to find cheaper prices for the same plan elsewhere.
(【具体的な競合他社名】は私の今のプランと同じような内容を〇〇ドルで出しています。もっと安くならないなら他社にのりかえようかと考えてるんですよねー。)
ステップ5:もし担当者が「今はありません」と言ったら
もしまだ2,3年使い続けることが可能だったら、
Do you have any loyalty discounts for long-time customers?
(長期利用者向けの割引はありますか?)
もしくは、
Could you please check with the retention department?
(解約担当の部署に確認してもらえますか?)
と聞いてみることもできます。
☆ “Retention department” は「解約を止める部署」で、この担当者は特別な割引を出す権限を持っています!
このあたりで、たいていの場合はディスカウントのオファーがあります。満足のいくオファーがきたら、
OK, I’ll be happy to take the offer.
(はい、ではそのプランでお願いします。)
あともう一歩進んで、
When does the updated plan start?
(そのプロモーション価格はいつから始まりますか?)
いつから、そのプロモーション価格が適応されるのか、確認しておきましょう。
ステップ6:最後はお礼
Thank you so much for your help.
(ありがとうございました。)
最後は、割引がもらえてももらえなくても、きちんとお礼を言って終わりましょう。
お互い気持ちよく電話を終えたいですもんね。
コツ
相手が速く話したら、こう言えばOKです。→ Sorry, could you say that again slowly, please?
(すみません、もう少しゆっくり言ってもらえますか?)
ゆっくりはっきり、がコツです。
もしどうしても相手の言っていることがわからなければ、自分の言いたい事をもう一度ゆっくりはっきり伝えてみてください。意外と違うフレーズの答えが返ってきて、理解できたりもします。
また、電話のオペレーターの対応が悪い場合は、いったん電話を切って、もう一度かけなおすのも手です。同じ担当者が出ることはまれで、次はゆっくり話してくれる親切な人が対応してくれるかもしれません。
一人のオペレーターに「そんな割引はない」と言われても、もう一度かけると別のオペレーターから「割引あるよー」と言われることもあります。対応する人によって、内容がかわる。アメリカあるあるです。
まとめ
知らないうちに上がっているWi-Fi料金は、交渉次第で下げられます。
ここは言ったもん勝ちのアメリカ。
上記の英語のフレーズを使って、ちょっと強すぎるかな?と思うくらいの押しで、月額料金の割引を勝ち取りましょう!

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