アメリカに住んでいると、日本からお金を送金する必要がある時、ありますよね。
- そもそもどうやって送金したらいいんだろう?
- 何のツールを使えば一番安く確実に送金できるんだろう?
そんな疑問にお答えします。
どうやって送金したらいい?
日本からアメリカに送金する方法は、大きく分けて二つあります。
- 日本の自分の銀行口座から、アメリカの自分の銀行口座に送金する
- 銀行以外の、海外送金サービスを使う(Wise, PayPal, 等)
①のように、日本の自分の銀行口座からアメリカの銀行に送金するには、そもそもまだ日本にいる間に、海外へ送金できるように色々な手続きをしておく必要があります!
これからアメリカに住む予定の方は、まだ日本にいる間に銀行に行き、アメリカからでも自分の口座を管理できるように、しっかり手続きをしてから引っ越しすることをおすすめします。
いったんアメリカに引っ越ししてしまうと、一時帰国の際に手続きしようとしても、もう手続き自体ができないケースが多いです。(我が家の場合も、銀行に転居届だけを提出して、他は何もせずに引っ越ししてきてしまい、後で、とても後悔しました💦)
というわけで、ここでは②の「銀行以外の、海外送金サービスを使う」というところにしぼって、考えていきます。
送金の手数料が一番安いのは?安全で確実な方法は?
結論からいきます。15年間のアメリカ駐在生活で、何度も試行錯誤した結果、やっぱりWiseが一番!
理由の一番は、やはり手数料の安さです。
以下の表は、100万円を送金した場合の為替レートと手数料、一番右端はアメリカの口座に入金されるドルの金額です。

一目瞭然の安さですよね。
もう一つの理由は安全性です。
万が一、アメリカの受け取り銀行の情報入力に不備等があって、送金できない場合でも、数日の待機期間の後、きちんと日本の口座にお金が戻ってきます。(経験済み)
もちろん日本側での振込手数料200円はかかってしまいますが。
まとまったお金を送金する際、何かしらトラブルがあって送金できなくても、送金途中でお金が宙ぶらりんのまま、ということはないので、安心です。
ほんとにWiseの方が手数料が安い?
上の表をぱっと見ただけだと、Wiseより他の方法の方が手数料が安い!と思うかもしれません。でも送金に伴う手数料には、送金手数料と為替手数料の2種類があって、その合計金額を考える必要があります。
Wiseでは為替手数料は上乗せされず、送金手数料だけがかかります。
しかし銀行間の海外送金は、送金手数料に加えて、為替手数料がのせられるため、送金に伴う手数料合計は高くなります。また、為替手数料は為替レートを上乗せする形のため、送金前には手数料全体がわかりません。
- 銀行間送金の場合:受け取るUSドルの金額を設定→いくら日本円が引き落とされるのかは送金時にはわからない
- Wiseの場合 :送金する日本円の金額を設定→受け取るドルの金額も、送金手数料も、送金時に一目瞭然
以上を考えると、やはり全体として、Wiseが一番安い手数料で海外送金できることがわかります。
まとめ:海外送金はWiseがおすすめ
15年の駐在妻生活中、他にもっと安い送金サービス会社はないかなー、と何度も探しました。
色々調べて、ここならもっと安い!と思ったInstaremとtorfx は、実際にアカウントも作ってみました。でもいざログインしてみたら、実際には日本円からドルを送金できなかったり(ホームページ上の見積もりでは、円→ドルができるのに!)、私が住んでいるワシントン州ではサービスが受けられず、それなら日本の実家の住所を使おう、とすると手続きが煩雑すぎたり。。
というわけで、結局は毎回Wiseに戻ってきています(笑)。海外送金したいと思ったら、まずはWiseを使ってみることをおすすめします。

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