銀行にお金を置いておくだけではお金が減る?
アメリカで普通に生活しているだけなのに、インフレをひしひしと感じる。皆さんそんな経験はないでしょうか?
ある時、銀行にお金を置いておくだけで、いつの間にか購買力が落ちてる!?という事実に気付いた私は、これはいかん!ということで、色々調べてみました。その中で一番簡単で確実な方法だと思ったのが、譲渡性預金(CD)です。私も実際に持っていて、もっと早く知りたかった!と思っているので、少しでも皆さんのお役にたてると嬉しいです。
譲渡性預金(CD)はこんな人におすすめ!
これから説明する、譲渡性預金(CD)はこんな人におすすめです。
- インフレを肌で感じて、銀行にお金を預けておくだけでいいのか不安。
- ドルで少しお金が貯まってきたけど、銀行で寝かせたまま。
- 投資に興味はあるけど、敷居が高い。。。
- 手間も時間もかけられないけど、お金を増やしていきたい。
ぜひ最後まで読んで実際やってみて、勝手にお金が増える楽しさを体験してください♪
譲渡性預金(Certified Deposit:略してCD)とは?
譲渡性預金(CD)とは、日本でいう定期預金のようなものです。自分が持っているアメリカの銀行口座の中にChecking account や、Saving Accountと並んで、Certified Deposit(CD)という口座を作ることができます。
預入金額は$1000から、預入期間は3か月や5か月から、という銀行が多いです。以下は私が使っているUS BANK の一例です。(利率はお住まいの住所にも影響されます。詳しくは、各銀行のホームページのCD Special ratesのページで、ZIP codeを入れると今の利率を簡単に調べることができます。銀行のアカウントがなくても大丈夫!)
- 5か月プラン:3.75%
- 9か月プラン:3.40%
- 13か月プラン:3.10% (2025年5月現在)
日本の定期預金が10年定期で0.5%ほど、ということを考えると、この利率がいかに高いか、ということがわかると思います。例えば、$10,000を5か月間預けると、単純計算で、$156.25の利息が付くことになります。仕事や子育てで忙しい毎日を送っていると、気が付いたら半年ぐらいすぐ過ぎてしまいますよね。銀行に放置しておくだけで、少し贅沢するお金が増えているとしたら、こんなに嬉しい話はありません。
譲渡性預金(CD)のメリット・デメリット
譲渡性預金(CD)にも、少し注意点はあります。CDは、預入期間が固定です。まだ満期ではないのに引き出しをしようとすると、ペナルティー費用がかかってしまいます。(USBankの場合、預入期間に得た利息以上の費用はかからない、ということなので、元本は必ず返ってくるようです。)せっかく利息の為に預入れしているのですから、もしもの時用のすぐ引き出せるお金は別に取っておくことをおすすめします。
| CDのメリット | CDのデメリット |
|---|---|
| 簡単・確実に高金利の利息がもらえる 株式投資のような元本割れリスクがない | 預入期間中は、基本的にはお金は固定される。 預入期間中は、引き出すとペナルティーがかかる。 |
譲渡性預金(CD)口座を作る方法
CD口座はオンラインでも支店でも作れます。
オンラインの場合は、自分のアカウントにログインして、聞かれるがままにどんどん情報を入れていくと、新しいCD口座が簡単に作れます。国籍も聞かれますが、VISAで滞在中の駐在員でも作れます!支店で作ってもらう際には、以下の情報を持参しましょう。
- 本人確認書類(ID):運転免許証、パスポートなど
- ソーシャルセキュリティ番号(SSN)
- アメリカの住所・電話番号
- 最低預入額(通常は $1,000〜)
- その銀行の既存口座(なくてもOK)
譲渡性預金(CD)を利用して、リスクなしでお金を増やそう!
アメリカは日本と比べると、金利がとても高い国です。日本でも最近は利上げが話題になりましたが、それでも普通預金は約0.2%程度。10年の定期預金でもおよそ0.5%ほどです。
それに比べるとアメリカの金利はすごい!Checking Account(いわゆる普通預金)は0.001%からと超低金利ですが、譲渡性預金(CD)として銀行にお金を置いておくだけで、約4%の利息が付きます。
アメリカ滞在中の今がチャンスです!この機会を最大限に生かして、手間なし・リスクなしでお金を増やしていきましょう!

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